- HOME
- レポート一覧
- ビジネス環境レポート
- 【1分解説】国の予算編成とは?
予算編成とは、国の翌年度の予算計画(原案)を取りまとめることを言います。日本国憲法第86条に「内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない」とあり、日本の予算編成権は内閣にあります。
2025年度を例に、国の本予算(当初予算)が成立するまでの流れを見てみると、①2024年7月29日に概算要求基準「令和7年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針」が閣議了解され、概算要求の期限を8月末とする旨が明示、②財務省にて取りまとめた概算要求・要望額を9月4日に公表、③財務省による査定・調整を経て、12月27日に政府予算案が閣議決定、④2025年1月24日に国会に提出され、衆議院予算委員会で審議し、3月4日に衆議院本会議で可決(同第60条、衆議院の予算先議)、⑤次いで参議院予算委員会で審議、3月31日に参議院本会議で可決し、同日に予算成立、となりました。
本予算以外に、暫定予算、補正予算もあります。暫定予算とは内閣による予算編成や国会審議が遅延し、本予算が会計年度開始前に成立しない場合に経過措置として組まれる予算です。一方、補正予算とは本予算成立後に経済情勢の大きな変化があり、追加の支出が必要な場合に組まれる予算で、複数回の補正予算が組まれることもあります。
この解説は2023年11月に公表した後、2025年5月時点の情報に基づき改訂したものです。
摩尼 貴晴
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

